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この度、リドリー・スコット監督の魅力について主演のポール・メスカルをはじめペドロ・パスカル、デンゼル・ワシントンなど本作の豪華キャスト陣が熱弁する特別映像が解禁されました!

主人公ルシアスを演じたメスカルは「(リドリーは)皇帝にもなれそうな監督だ。大規模な撮影をこなすんだから、きっと余裕だろうね。リドリーは常に挑戦し続け、あらゆる手段を試してきた。」と撮影現場を取り仕切る監督としての手腕に圧倒されたといいます。また、謎多き奴隷商人マクリヌスを演じた2度のオスカー受賞歴を持つ名優デンゼル・ワシントンは「今作への出演は即決だった。リドリーはビジョンを形にする天才だ。」と『アメリカン・ギャングスタ―』(2007)でも共に仕事をしたスコット監督に全幅の信頼を置いている様子。さらに、将軍アカシウスを演じ彼を最も影響の受けた映画監督の1人と明かしているペドロ・パスカルは「完璧な連携体制だった。仕上がりもリアルで違和感がない。」とメスカル同様に異常なまでの段取りの良さに驚嘆しつつ、「今作で一番輝いているスターはリドリーだ。」と最大級の賛辞を捧げます。他にもルシアスの母ルッシラを務めたコニー・ニールセンや双子皇帝のひとり、ゲタ帝を演じたジョセフ・クインもスコットの凄まじさについて熱く語っており今月11月30日に87歳を迎えようとしている彼にとって少し早めの誕生日プレゼントとなる特別映像となっています。

キャスト陣から大絶賛を受けるスコットは撮影について「本作は51日間ですべてを撮影した。カメラを置く場所さえ分かっていればいいんだ。それが分からないのなら、やらない方がいい。私は頭の中でカメラの位置を常に把握している。朝、撮影現場に入ると900人のスタッフと演者が私の指示を待っているのだから、何をすべきか把握していて当然だ。そこに立ち尽くして「ちょっとみんなで話し合おう」なんて言い出せないからね。」とこれだけの大規模な作品を監督する上での責務を語っており、誰もが巨匠と認める由縁が垣間見えます。ちなみに、アカデミー賞(R)作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972)の続編、『ゴッドファーザー PART II』(1974)以来で、本作がアカデミー賞(R)作品賞を受賞すれば約50年・半世紀ぶりのシリーズ2作連続受賞という超絶的快挙にも注目!現在大ヒット上映中の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を劇場で体感し、伝説の証人になろう。

本日11月21日(木)、日本語吹替版 豪華声優陣登壇の舞台挨拶イベントを実施しました!


先週15日(金)より公開を迎え、初週末の動員ランキングで洋画No.1スタートを飾った大ヒットを祝し、復讐を誓う剣闘士≪グラディエーター≫として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じる武内駿輔さん、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)を1作目から続投する沢海陽子さん、一度目にしたら焼き付いて離れない、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)役の宮野真守さん、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)役の梶裕貴さんの4名が登壇!

これから上映される本編、そして舞台挨拶を楽しみに待ちわびる大勢のファンの前に武内さん、沢海さん、宮野さん、梶さんの4人が姿を現すと大きな拍手で迎えられました。主人公の剣闘士≪グラディエーター≫ルシアスを演じた武内さんはルシアスの鎧を思わせる光沢のある茶色のジャケット、ルシアスの母であり元皇帝の姉・ルッシラを演じた沢海さんはルッシラの衣装を完全再現したかのようなシックで煌びやかなドレス、双子の極悪皇帝を演じた宮野さんと梶さんは、そろって純白のセットアップでビシっと“双子皇帝コーデ”の装いで、舞台上が一気に栄華を誇った古代ローマ帝国さながらのオーラに包まれます。

武内さんの「皆さん本日はご来場ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。」と堂々たる挨拶や、極めて上から目線な表情を決めた宮野さんによる「本日はようこそ集まった。偉大なるローマ市民たちよ、賛辞を与える。存分に楽しんでゆくが良い。」とこれ以上ないほど偉ぶった挨拶に、梶さんが「アフレコがまだ抜けていないですね(笑)。完璧です。僕は同じようにはできないのですが…映画の中では結構暴君です!」と畳みかければ、沢海さんが自身の衣装を見せながら「ようこそ皆さんおいでくださいました。コニー・ニールセンです!」と冗談を飛ばし「あ、皆さん引きましたね」と謙遜するも、武内さんが「いやいや!様になりすぎていて説得力がすごい!」と一同納得するほどの存在感に、なんと沢海さんは「作らせました」と驚きの一言!大きな拍手に包まれる中、宮野さんも「僕もインナーの刺繍、無地のものに縫わせました。」と明かすも、皇帝キャラが“入って”いる宮野さんの言葉に会場全体が半信半疑の空気になり、「ほんとのほんとですか!?」と方々からツッコまれるなか宮野さんは「本当です、有能な従者がいます」とアピールして会場を沸かせます。

古代ローマを舞台にした史劇とあって、印象に残っているセリフに話が及び、武内さんは「『力と名誉を』という言葉は前作から引き続き僕は好きで、引き継いでいる香りも感じさせながら、彼が背負っているものが現れているセリフなのでかなり大切でした」と語ると、沢海さんは「私は…。『ごめんなさい』です。私は24年前の前作でも演じているので、あの時に出ていた少年時代のルシアスを前に、私がここでこれを言うんだな、と家で練習をしていても泣いてしまった。収録時も泣けてしまったグっとくるセリフでした」と染み入る様子も見せながら沢海さんにしか話し得ない熱いエピソードを披露。

ひたすらに極悪な皇帝の2人はやはりセリフも強烈で、宮野さんの「『神々は審判を下した』。これが楽しみでした。」、梶さんの「95%ぐらいこの場では言えないぐらい酷い…んですが、『ウソつき!』に注目してほしい」と自身も味わうように話して盛り上げます。こんな役を演じていないとここまで悪いことを言う機会はないのではと思われる中、宮野さんが「言い慣れてますけどね~」とまだまだ皇帝状態をキープしていると梶さんが「そうなんですか、社会不適合者ですよ!?」とすかさずカットイン、宮野さんがまさかのセリフではなくマイムで表現し、昇天してザワつくなか梶さんが「気絶しました!?」とツッコんだり、宮野さんが自身の極悪エピソードとして「梶くんと現場の楽屋が一緒になると、僕がボケ倒して梶くんが全力でツッコみ倒してくれる。出る前に喉がイっちゃうわけで、それはたまに悪いなと思います」と披露したところに梶さんが重ねて「たまにですか!?僕も…」と話しだそうとするも宮野さんがちょっかいを出しまったく進まない様子に、武内さんが「“皇帝漫才”もういいですか?(笑)」と一刀両断して会場を沸かすなど、さすがの連携力で会場は大盛り上がり。梶さんは「新人時代に、収録中おもいきりお腹を鳴らしてしまったことが…。この作品でも共演している大先輩の大塚明夫さんに『腹鳴ったの誰だ!?』と言われ、僕が…と名乗り出たら『まあお腹も減るよな』と優しくしていただきました」と初々しい思い出を明かし全員が「極悪ですね~(笑)」と共感していました。

ここで作中描かれる、戦いに敗れたグラディエーターの命の審判をサムズアップ/ダウンのハンドサインで下す双子皇帝のシーンにちなんで、武内さんと沢海さんが英雄になるべく、自身の“英雄エピソード”を明かし宮野さん・梶さんがジャッジすることに!
沢海さんは「『マクベス』という舞台で魔女の1人を演じた時に、全身黒づくめの衣装で髪はボサボサ、白塗りに白のカラコン。そこで、あれ、ちょっと眉毛が邪魔だな…?と気づき、全剃りしました。眉毛って生えるじゃない?女優魂で!」と明かすと登壇者一同も驚き会場もおお~と声があがり大拍手、宮野さんと梶さんは堂々のサムズアップ!宮野さんは「英雄ですね。慈悲を与えよう」と皇帝を抜かず、梶さんが「先輩に偉そうに…(笑)」とここでも息ぴったり。
続いて武内さんが「この作品でも将軍アカシウス役を演じている山寺宏一さんとご一緒になったとき、2人ともモノマネが好きなのでお互いの声マネをきゃっきゃやっていたら、後ろから林原めぐみさんが入って来られて『こんなの2人も業界にいらないわよ(笑)』って言われてしまい…(笑)」とグラディエーターバトルの幕開けを感じさせるようなエピソードを披露。宮野さんと梶さんは悩みながら「もうお前はすでに屍だ」とサムズダウンで失格判定・・・!凹む武内さんに梶さんは「もし文句があるなら、山寺さんと直接対決を」と先の展開まで投げ、まだまだ物語が続いていく予感も漂わせました。

最後に武内さんが気を取り直し、「アフレコの収録もこういった素敵な先輩や、色々な世代の役者が『グラディエーターII』の世界観を、日本語で、日本人の方に響くように丁寧に頑張りました。かなりいいものが仕上がったと感じています。人間が“再生”することの素晴らしさが描かれていて、どんな状況でも人間は再生できる、一人の再生が皆の再生に繋がる、そういった人間愛のようなものを大切に思いながら声を吹替えさせて頂いた。リドリー・スコット監督が描く壮大なビジュアル、世界とともに人間ドラマも楽しんでほしいです」と英雄らしさをしっかり見せつけると、宮野さんと梶さんは大きなサムズアップ!本作の熱がこの先ますます日本中に広がっていくことを予感させる舞台挨拶となりました。

本年No.1の呼び声高い映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を鑑賞した各界の精鋭たちから、最強の応援コメント&イラストが到着しました!

 

世界的監督・北野武さんは、本作の目玉であるコロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”について「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子で語り「よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と激賞のコメント。さらに「大画面で観てほしい!今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」と、本作を大絶賛しています。

 

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』などで知られ、国内外のクリエイターに影響を与え続けているアニメーション界の巨匠・押井守さんは「喉が渇いたよね(笑)。これはいい映画という意味。私だけでなく、多くの人がそうだろうけど、いい映画を観たときは喉が渇くものなんです。クオリティはさすがリドリー・スコットですよ。」と、監督の手腕に敬意を表しつつ、映画業界を代表するリドリーファンとして本作を激賞!また、「コスチュームや美術を含めて絵作りはさすがとしか言いようがない。本当に大したもんです。セットとデジタルの使い方も相変わらず上手だし、見応えたっぷりであることは間違いないよ。2時間28分、全然飽きなかったから。」とも語っており、リドリー・スコット監督や前作『グラディエーター』を愛するファンも大満足させる、本作のクオリティの高さにより一層期待が高まります。

EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーで、リドリー・スコットが製作として参加した映画『アースクエイクバード』にも出演するなど俳優としても活躍する小林直己さんは、「『今、こんな映画が作れるんだ』と感動しました。自宅やスマホで映画を観る選択肢もある中、この『グラディエーターII』は『今週の日曜日は映画館に行って、冒頭からエンドロールまでをスクリーンでじっくり観よう』って思える作品ですね」と、本作を映画館で体感すべき一本として大推薦!また、「音楽や衣装、撮影テクニックなど含めて想像を超えてきたし、本当に『映画』というものを感じさせてくれる映画でした。前作を観ていなくても新鮮に楽しめるし、観ていたらより楽しめると思います」と、本作の圧倒的エンタテインメント超大作ぶりをアツく語っています。

並外れた身体能力と麗しい肉体美、さらに親しみやすいキャラクターも人気のアクション俳優 ケイン・コスギさんは、1作目『グラディエーター』が人生No.1映画だと言い、続編となる本作鑑賞後の興奮そのままに魅力を熱弁!空調ばっちりの試写室ながらタンクトップで駆けつけるほどの気合で本作に挑み、己の肉体と強さを武器に未来を切り開いていくグラディエーターたちの姿に共鳴したようで「圧倒的なスケールの中で闘うGladiatorたちは、本当に古代ローマにいたようなPerfect Body!迫力満点のバトルI want you guys to see it(是非観てほしい)!」とエンジン全開!胸を熱くするバトルアクションと物語の展開を思い返しながらパッションが弾け、いつも以上に切れ味鋭いネイティブイングリッシュを連発させながら、最後はカメラぎりぎりまで乗り出し「It’s a perfect movie」!

 

世界が驚く最強の柔道家である阿部一二三さん&阿部詩さんも映画鑑賞直後の熱気冷めやらぬ劇場で、カードに書かれたテーマで語り尽くすSP対談を実施。バトルシーンの迫力は衝撃だったようで「全部迫力あった!」「一発目のサル!」「インパクトが1つ1つ強い!」と盛り上がり、劇中ではサイとも戦うことにちなみ詩さんから一二三さんへ“もし自身がサイと戦うならどう攻める?”の質問が飛ぶと「楽勝やろ。俺は避けへん、角をバーン!右組みで掴んで足払い、からの角を両手で持って一本背負い。勝ち。」と詩さんの的確で鋭いツッコミも意に介さず止まらない一二三さん。類まれな強さを見せつける剣闘士、ネジが外れたようにぶっ飛んでいる双子皇帝、帝国の未来と生き別れた息子への想いに揺れ動く母、すべてのカギを握る狡猾な謎の奴隷商人など登場人物たちの魅力にも心を掴まれたようで、様々な感情を背負い戦う人間の姿には共感する部分が多かった様子。

 

“古代ローマの浴場”が舞台、映画化もされた大ヒット漫画「テルマエ・ロマエ」の作者・ヤマザキマリさんも、「抜かりのない時代考証の行き届いた舞台、衣装、そして古代の息吹を蘇らせるキャストたちの迫真に迫る演技。実写で描かれる古代ローマでは史上最高水準ではないでしょうか。非情と不条理に満ちた世界を生き抜く強靭な魂の躍動に、こちらも勇気を分け与えられる気持ちになります。」と本作に魅了され、特別にイラストを描きおろし!主人公ルシアス(ポール・メスカル)、奴隷商人マクリヌス(デンゼル・ワシントン)、帝国将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)に、前作で登場していた少年ルシアスも顔をのぞかせており、古代ローマ人と聞いてイメージされる、特徴的な濃ゆいルックス描写の独特なタッチで支持と人気を集めるヤマザキマリさんにしか仕上げ得ない唯一無二の1枚です。

 

大ヒットの勢いと、胸を震わす感動の声が拡がる口コミ効果、そして多方面から背中を押す最強の応援によって『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』がこの先ますます日本列島を熱くさせていくこと間違いありません!

この度、映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開初週・11月15日(金)~17日(日)の3日間で【動員:約10.3万人 興収:約1.63億円】を記録し、週末興行ランキング洋画No.1を獲得する大ヒットスタートを切りました!

日本列島の“グラディエーター熱”が一気に放たれ公開初日から全国の映画館が大盛況!SNS上では早速「前作への愛が溢れ出す冒頭に即心を掴まれ、最後の最後まで手放さない圧巻の没入感。近年のリドリー・スコット最高傑作。どうか観て。」、「ひたすら酔いしれた。その美しさ、残酷さ、格好良さに。再び「グラディエーター」の世界にどっぷり浸れて大満足。大画面で観てこその迫力。」、「リドリー・スコット監督の手腕たるや。超絶エンタメ。完璧が過ぎる」など圧倒的すぎる映画体験に心を射抜かれた熱い感想が殺到中!古代ローマの英雄・剣闘士≪グラディエーター≫の勇猛な戦いを五感で髄まで堪能できる、IMAXⓇ、4DX、ScreenX、Dolby CinemaⓇといったラージフォーマットの稼働も好調で、同じ上映会に参戦した観客同士が、まるでぎっしり埋まったコロセウムの観客席さながら驚きと興奮を分かち合うように「没入感が凄くて映画館にいることを忘れた。 ストーリーも良かった👏 終わったら拍手が起きていた。その気持ちわかる~。」、「あの迫力は映画館の大スクリーンで味わうべきもの。テレビやスマホで見る「コンテンツ」ではなく、対峙すべき「作品」として。」と本作だからこそ味わえる劇場新体験も話題沸騰中です。

加えてこの大ヒットを記念し、本年No.1に推す声も膨らむ本作への鳴りやまぬ賛辞、胸に刺さる映画評の数々と共に本作の熱い名シーンが映し出される“大ヒット記念特別映像”も解禁!この熱気とムーブメントがどこまで拡がっていくのか、今後の推移にますます注目が集まっています。

さらに、公開2週目の11月22日(金)より全国の映画館にて、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の本編上映前に、不動の大人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」の最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の第1弾予告編が特別に上映されることが決定しました!(※一部劇場・スクリーンを除く)
先日11日(月)に情報解禁されるや否や世界中の注目をかっさらった、2分1秒の長尺予告編をフルで、かつ劇場の大スクリーンで観られる、ファン垂涎の貴重な機会です。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を映画館へ観に行って「ファイナル」を謳い「ミッション」シリーズの集大成を予感させる大迫力&エモーショナルな予告編も同時に体感!ファンにとっては確実に見逃せないこの“任務(ミッション)”に、ぜひ参加してください。

このたび伝説的名作の続編に相応しい最強の日本語吹替版声優陣登壇のイベントが、11月21日(木)に実施決定しました!

登壇するのは、復讐を誓う剣闘士≪グラディエーター≫として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じる武内駿輔さん、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)を1作目から続投する沢海陽子さん、一度目にしたら焼き付いて離れない、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)役の宮野真守さん、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)役の梶裕貴さんの4名。
さらに本イベントだけの非売品クリアファイルをプレゼント予定!ぜひご期待ください。

■吹替声優登壇イベント開催概要

日時:11月21日(木)17:00~
場所:TOHO日比谷スクリーン1
ゲスト(予定):武内駿輔(ルシアス役)、沢海陽子(ルッシラ役)、宮野真守(ゲタ帝役)、梶裕貴(カラカラ帝役)
※登壇ゲストは予告なく変更となる可能性がございます。
※本イベントは上映前に実施いたします。

チケット発売:11月16日(土)0:00~
詳しくはこちら https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do

本年No.1の呼び声高い本作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を、世界の巨匠・北野武さんがいち早く劇場で鑑賞。その興奮冷めやらぬ激賞に次ぐ激賞のインタビューをギュっと凝縮した特別コメント映像が公開されました!

映画の感想を問われた北野さんは、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子で語ります。古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われ、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と興奮止まらず!

ご自身の作品でもバイオレンスな演出を厭わず真正面から描いていき観客を虜にしている北野さんが、本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と目を輝かせて話す表情も印象的です。

いよいよ明日11月15日(金)より日本での劇場公開を迎えるとあって「大画面で観てほしい!今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」といち映画人としての無垢な笑顔も見せながら語り尽くす、巨匠が巨匠の手腕に感嘆し、最高の映画体験の歓びが語られる言葉の数々に、劇場で観ないわけにはいかない興奮が沸き立つ貴重なインタビューとなりました。

パラマウント史上最大規模・約1,000人のファンと共に大盛り上がりとなったレッドカーペットイベントも経て、いよいよ日本での“グラディエーター熱”が最高潮を迎えているなか、本作に相応しい最強の日本語吹替版キャスト陣の参戦が発表されました!

復讐を誓う剣闘士≪グラディエーター≫として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じるのは、日本エンタメ界が誇る最強の若手声優と言っても過言ではない武内駿輔さん。ルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)には、これまでもデンゼルの吹替を数々担当してきたレジェンド声優・大塚明夫さん。ルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政はびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく屈強な将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)には、声優が選ぶ声優総選挙でも1位に輝いたまさに“最強”のレジェンド声優・山寺宏一さん。前作『グラディエーター』から主要キャラクターで唯一の再登場となる元皇帝の姉、本作の主人公ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)は、24年前に公開された1作目から続投の沢海陽子さん。そして一度目にしたら焼き付いて離れない、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)宮野真守さん、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)梶裕貴さんが絶妙なコンビネーションと交錯する想いを演じます。

リドリー・スコットといえば、細部まで構想しつくした自身の世界観と物語を、緻密な映像作りと質感の表現によってスクリーンに拡げ、数々の傑作を生み出してきた“生ける伝説”のフィルムメイカーであり、日本語吹替版こそ隅々まで目を凝らせ、この最高・最強の映像体験を最大限まで味わえるはずです。そんな巨匠の偉大なる映画キャリアの集大成ともいえる1本の完成、その主人公ルシアスを演じるにあたり、武内さんは力強く語ります。
巨匠リドリー・スコットの作品に関わる事ができるなんて、まさに夢のようでした。ポール・メスカルは自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、全てにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは…今年の運は全て使い果たしました。
今回のルシアス役では、その繊細な表現力を活かし、荒々しくも高貴な出立ちを見事に演じきっています。映画としてはとにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、齧り付くこと間違いなしです!字幕を追う事なく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく!
皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!

日本では、字幕版だけでなく、吹替版も一部を除くほぼ全ての劇場で上映される予定となっており、IMAX・4D・ドルビーシネマ・Screen X等のラージフォーマットも含めた初週公開スクリーン数は全884スクリーンと、日本におけるパラマウント映画史上最大となる規模!(過去最大:『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の874スクリーン) 2024年最高の劇場体験が待ち受ける本作の、コロセウムに響き渡るグラディエーターたちのパワフルな叫びを、全ての上映フォーマットで堪能ください。

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映画公開を記念して、SHIBUYA109渋谷店に『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』特製パンチングボールを設置、渋谷の街がまさしくコロセウム化!そのお披露目イベントに剣闘士<グラディエーター>に扮した品川庄司の庄司智春さんが登場!芸能界でも随一の筋肉自慢芸人である庄司さんがグラディエーターの特別衣装に身を包み、新日本プロレスの毘沙門、後藤洋央紀選手とYOSHI-HASHI選手を従えてパンチングマシーンにチャレンジ!また、本イベントのキャンペーンガールとして3時のヒロインのかなでさんも登場!自身もパンチングボールにチャレンジしながら、庄司のチャレンジを華やかにあでやかに応援しました。


今回のイベントにおけるキャンペーンガールとして、3時のヒロイン・かなでさんが駆け付け「出演していませんが、出演女優のように振る舞っています」と慎ましく挨拶をすると、キャンペーンガールという響きに「高校生の時に肉のハナマサのアルバイトで看板娘と呼ばれていたころ以来の嬉しさです」と振り返り、懐かしい思い出も交えつつ今回の就任に嬉しさを滲ませました。また、よく1人で映画館へ行くほど映画好きだというかなでさんは本作について「開始と同時にローマの世界観に引き込まれましたし、古代ローマが目の前にある!と思いました」と語り、作り込まれた圧倒的な世界観を絶賛しつつ「11月15日(公開日)には映画館へ走れ!」と叫び、会場は笑いに包まれました。

そして、この特製パンチングボールを体験するため、日本の<グラディエーター>として庄司さんが両サイドに新日本プロレス毘沙門の後藤選手とYOSHI-HASHI選手を従えて「グラディエーター!!!」と勢いよく叫びながら登場。上半身が露出した衣装にMCが寒さを心配すると、庄司さんは「全然オールタイムOKですよ!」と答え持ち前の気合で寒さをものともしない様子を見せました。


続いて、後藤選手とYOSHI-HASHI選手が挨拶すると、グラディエーターの衣装が似合いすぎる肉体の仕上がりっぷりに、庄司さんとかなでさんも思わず惚れ惚れ。映画の感想について聞かれると、後藤選手は「戦闘シーンが大迫力であっという間でした」、映画自体久しぶりに見たというYOSHI-HASHI選手は「映像美も戦闘シーンもすごかったです!」と普段リングの上で闘うプロレスラーも大満足のクオリティだったよう。また、庄司さんは「なんで僕ルシアス(主人公)の衣装を着させてもらえてないんですか?」と自身の衣装について疑問を投げかけつつも、映画については「ストーリーももちろん面白いですけど、ジムで鍛えたものではなく生きた筋肉が見れます!あと、音がいいです。決闘シーンの剣が交わる音とか息遣いも映画館で見ていただけると分かると思います」と筋肉に注目しつつ出来栄えを絶賛。

そして、いよいよパンチングボールに挑戦となったかなでさんは、私が真のグラディエーターだ!と気合十分に「グラディエーター!!」と叫びながら勢いよくパンチ!結果は30kgと女性の平均を10kgも上回り、「30kgって響き良いですよね。体重が120kgあるので、30kgって久々に見ました」と笑いを誘う場面も。

続けて庄司さんが「やっぱりおれがやらないと始まらないでしょ」と準備運動代わりにその場で勢いよく腕立て伏せを始めパンチに挑戦するも、男性平均の40kgという肉体の割には残念な結果に…。気を持ち直して挑戦した2回目は機械の仕様で運悪く記録が出ず、3度目の正直で渾身の一撃を放った結果、平均を大きく上回る91kgという数値をたたき出し会場には拍手が鳴り響くも、3回のチャレンジを経て少し疲れを見せた庄司さんは「もうすぐ50なので、この芸風やめようかな」と思わず苦笑い。

最後に、庄司さんがイベント会場であるSHIBUYA109渋谷店が実は妻・藤本美貴さんとの思い出の場所だと語り「ロンブーの淳さんとそこ(SHIBUYA109渋谷店前)の交差点で信号待ちをしていたらミキティーを見つけたので、追いかけて109の中で声を掛けたのが初めてなんですよ」と出会いのエピソードを語り、かなでさんは「ご夫婦のYouTube動画を見ることが日課なので、そのエピソードを聞けてめちゃくちゃ嬉しいです!」といちファンとして興奮を隠しきれていない様子。最後に庄司さんが「ミキティーーー!!!」と歩行者が振り返るほどの声量で叫び、イベントは終了しました。

なお、本日かなでさんと庄司さんが挑戦した『グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声』特製パンチングボールイベントは11月8日(金)から11月10日(日)まで、SHIBUYA109 渋谷店の店頭イベントスペースにて設置されており、誰でも気軽に挑戦可能!挑戦者にはもれなくステッカーをプレゼント。また、英雄レベルのパンチを繰り出せた方は本作のムビチケが貰える!ぜひ自身の“グラディエーター”レベルを測ってください!

この度、有明コロシアムでパラマウント史上最大規模のレッドカーペットを実施!プロデューサー陣も登壇し、圧巻の美しさを誇るコロセウムを模した造形物が立ち並ぶ会場で駆け付けた約1,000人のファンとともに熱狂のジャパンプレミアが開催されました。

『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の公開を目前に控え、主要キャスト・スタッフが日本のファンの前に降臨!圧巻の美しさを誇るコロセウムを模した造形物が立ち並ぶ有明コロシアムの屋外会場へ十字形に敷かれた全てを回るまでの総歩行距離が230mにもおよぶパラマウント史上最大規模の巨大なレッドカーペットが敷かれ、記念すべきジャパンプレミアへ約1,000人のファンがレッドカーペットへ駆け付けました。会場の観客全員が始まりの瞬間を今か今かと待ち望んでいるなか、まず新日本プロレスより棚橋 弘至(たなはし ひろし)選手、海野 翔太(うみの しょうた)選手、本間 朋晃(ほんま ともあき)選手が劇中のグラディエーターの衣装をイメージした特製の甲冑を身に着けてカーペット上へ登場!続けて、世界的ポップアーティストのカイリー・ミノーグも応援へ駆けつけ、まさかの緊急サプライズゲストの登場に会場から大きな歓声が巻き起こりました。

大帝国・古代ローマで激闘が繰り広げられた闘技場コロセウムの世界観が演出された大スケールの空間には今回のジャパンプレミアのため、日本の伝統アートである浮世絵で制作された本日限定の特別なビジュアルボードが設置され会場を彩りました。

残念ながら主人公のルシアスを演じたポール・メスカルが自身の個人的な事情によりやむなくジャパンプレミアを欠席しましたが、会場でポールに会えることを楽しみにしていた日本のファンへ向けて「皆さん、こんにちは。まず最初に今晩皆さんとご一緒できなくなってしまった事をとても申し訳なく思っています。でも、この美しい皆さんの街を通していただいた、とても美しい歓迎に心からお礼を言わせてください。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を楽しんでいただけたら嬉しいです。僕もまた、なるべく早く日本に戻って来たいと思います。」とポールからコメントが届き、名残り惜しさを滲ませながら日本のファンへのカムバックを誓いました。

ここで到着したリムジンからまずプロデューサーのダグラス・ウィックルーシー・フィッシャーマイケル・プルスがそれぞれ登場したのち、主人公ルシアスの母・ルッシラを演じたコニー・ニールセンがファンの前に姿を現し、前作と変わらぬ美貌と圧倒的なエレガントオーラで観客を魅了!

続けて、ローマ史に残る暴君であり双子皇帝の兄・カラカラ帝を演じたフレッド・ヘッキンジャーが劇中で狂気の暴君を演じているとは思えないほどのキュートで優しいスマイルで観客のハートを掴むと、最後に主人公ルシアスをローマへと導く謎の男マクリヌスを演じたデンゼル・ワシントンがレッドカーペット上に舞い降り観客のボルテージは最高潮に!

それぞれが積極的に写真やサインに応じ、集まったファンから至るところで喜びの悲鳴が沸き起こりました。

そして、ステージへ登壇したキャスト・プロデューサー陣が日本のファンへ一言を求められると、まずデンゼルが「今回素晴らしい作品が出来ました。素晴らしい監督による、素晴らしい役者たちによる、素晴らしいプロデューサーによる作品です。映画館のポップコーンがきっと美味しいことでしょう」と挨拶。続けて、コニーが「日本の皆さんこんにちは、そして今日はこれだけ多くの方に来ていただいてありがとうございます、皆さんが私たちを感動させてくれます。本当にありがとうございます、ぜひ映画館でご覧になってください」、フレッドが「今日は沢山の日本のファンの方々と顔を見て触れ合うことが本当に楽しいし嬉しいです、ぜひ映画を楽しみに待っていてください」、ダグラスが「皆さんが1作目を沢山愛してくださったからこそ、皆さんを失望させないようにという思いから本作の制作まで23年かかりました(笑)どうぞこの映画をお楽しみください」、ルーシーが「私たちは日本が大好きで、グラディエーターが大好きです。私たちがこの作品を愛しているように、皆さんにもぜひこの作品を愛してほしいです」、マイケルが「ありがとうございます、マイケルです、よろしくお願いします。(ここまで日本語で挨拶)東京にくるたびに二つ目の故郷に来たという気持ちになります、私の妻も日本人ですし、日本の文化、国、沢山のインスピレーションをいつも受けます。リドリー・スコット監督、そして壇上に立つ皆さんを代表して心から感謝の気持ちをお伝えします。」とそれぞれに挨拶。フィナーレではキャスト陣の後ろに派手なスパークルが放たれ、1000人の観客による大熱狂に包まれたジャパンプレミアは終了しました。

いよいよ公開を目前に控え、11月4日(月・祝)、東京国際映画祭と配給・東和ピクチャーズの共催で、主演ポール・メスカル デンゼル・ワシントン コニー・ニールセン フレッド・ヘッキンジャーファンを交えた来日スペシャルトークイベントを実施しました!

現在開催中の東京国際映画祭の歴史において、映画祭史上初めて設けられた部門である【Centerpiece/センターピース作品】として招致され最大級の注目を集める『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のトークイベント。大集結したメディアと約20倍の高倍率のなか当選を果たした超幸運なファン100名が待つ会場に、初来日となる主演のポール・メスカル、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン、前作から主要キャスト唯一の再登場コニー・ニールセン、新時代の暴君皇帝役フレッド・ヘッキンジャーの4人が、客席後方から笑顔で現れ通路の間を下りていく嬉しい登場に割れんばかりの歓声でむかえられました。

ポールは「皆さんにお会いできてうれしいです。この作品の脚本を読んで、復讐を誓う男が血筋や信念を受け継ついで”英雄”になっていく、その変遷の両面を演じられたのは役者冥利につきました。」と感無量の様子で挨拶。デンゼルは実に11年ぶりの来日を「非常に楽しみにしていましたよ」と笑顔で明かし、この作品への出演について「5部門ものオスカーを獲得した名作の続編であること、素晴らしいキャラクターと脚本、そして素晴らしい監督(リドリー・スコット)と一緒に仕事ができることが決め手でした」と力を込めます。

登壇した4人のなかで唯一、前作にも出演していたコニーは「前作の物語から十数年後が描かれ、ますます贅沢や腐敗がはびこってしまう新しい時代のローマ帝国となった、その変化をリドリー・スコット監督がさりげなく映像の中で示しています。崩壊しつつある帝国に身を置く感覚を観客の皆さんも感じてもらえると思いますし、技術の進化によって彼が本当に描きたかったローマ帝国のありのままをスクリーンで描けるようになったと思います。映像トリックや引き出しの多さによって様々な角度から撮影していきました」と語りました。これほどの大作の撮影現場について、フレッドも「360度どこを見渡してもローマ帝国であるようなセットを、リドリー・スコット監督が作ってしまったんです。どこを見てもリアルな世界で、常に8~12台ものカメラが回っていて、すべてのスケールが圧倒的。私の衣装も、一目見て何もかもギラギラの派手さで、これこそ欲や腐敗によって帝国が堕ちていくことを表現するのにピッタリだと思いました」とその凄まじさを振り返りました。

本作の予告編でも垣間見られる、劇中で最も迫力のあるアクション“模擬海戦”のシーンが流されると会場は息を呑んだように興奮が広がり、ポールは「3~4週間くらい、身体がボロボロになりながらアクションを撮影していました。このように大きな船に乗ったり、サイ、ヒヒとも戦った。バトルもレベルアップしているのは技術の進化もありますし、物語としてもさらに大きな使命が懸かっているからで、観客の皆さんにも楽しんでいただくためですね。」としみじみ思い返します。デンゼルは以前にもリドリー・スコット監督とタッグを組んだ経験があり、「本作のほうが楽でしたよ、私は客席からみんなの過酷なアクションを見ているような立場だったので(笑)。監督は『映画の70~80%はキャスティングで決まる』とおっしゃっていて、今回は我々を選んでいただいた。巨匠に全幅の信頼を寄せて俳優陣は演技に集中することができました」とジョークも交えながら監督への信頼を明かせば、フレッドも双子皇帝の1人という役柄のため「皇帝のロイヤルシートは日陰で、優雅に観覧できたのはラッキーで最高でしたよ(笑)」と重ねて会場を沸かせながら、「監督はマルチカメラで全てのアクションを同時に多くの角度から撮影するので、細切れにならず、一つの出来事・アクションに対する多くの人間の視点とリアクションを一気に撮影でき、観ているほうも一気に感じ取れるんです」と実際に現場を体験した俳優ならではのエピソードを明かしました。

記者からの質問も飛び、「あれだけ多くのアクションに、アドレナリンを出し続けられる秘訣は?」と問われたポールが「リドリー!(笑)」と一言で片づけて笑うと、デンゼルが「26歳だからね(笑)」と若さにツッコんで会場を沸かせる一幕も。ポールは続けて「どの瞬間にも、毎分アドレナリンを与えてくれる監督なんです。トレーナーさんにもお世話になりました。夢のような作品、夢のような撮影セットですし、これだけ沢山の人が愛する作品の続編ですから、これでアドレナリンが出ないなら俳優という仕事は考え直したほうが良いですね!」と監督をはじめ製作陣への感謝とともにコメント。

一般当選の招待客からの質問も受けることとなり、デンゼルが「あの人にしよう!」と当てた観客から「日本では1作目『グラディエーター』の4Kデジタルリマスター版が先日上映され、24年ぶりに劇場で観ることができ、続編の予告編を見たときに主人公ルシアスが、前作の主人公マキシマスの息子である(つまりコニーが演じるルッシラとの間に生まれた)ことを知って驚きのあまり持っていたドリンクをこぼしてしまいました…。コニーさんは当時から、本作の主人公がマキシマスの息子であることを知っていたのでしょうか?」と鋭い質問が。コニーは「ノー、ですよ。まさかこんな形でお話が続くとは想像もしていませんでした。でも、小さな息子ルシアスをマキシマスに紹介するシーンで、私の役作りの感情の中では“もしかしてこの2人には昔、実らないロマンスが少しあったのでは”と抱えていた秘密のようなものを感じて演じていました。」とコニーだからこそ感じ、語れる言葉に場内も聞き入っていました。

 

最後には、はるばる来日を果たしたキャストたちへの熱い歓迎と感謝を込め、本映画祭でコンペティション部門審査員を務める俳優・橋本愛さんが駆けつけ、一人ひとりへ花束を贈呈。

和やかな雰囲気に包まれながら、写真撮影にあたってデンゼルからエレガントにエスコートされて恐縮気味な様子も見せつつ、橋本さんは日本最大の映画祭という場にちなんで「日本にお越しになった印象はいかがでしょうか?」と問いかけると、デンゼルは「まだ(仕事だけで)外に出られていないんだよ(笑)」とこれからのエンジョイを楽しみにしているようで、コニーは「明治神宮に行き、七五三という行事で着物を身につけた子供たちがたくさんいたので本当に美しくて感動しました」とさっそく日本文化に触れたそう。ポールとフレッドの20代コンビは、ゴールデン街の近くのカラオケに繰り出したそうで、照れながら「シャナイア・トゥエインの『スティル・ザ・ワン』、クランベリーズの『ゾンビ』、ABBAの『ダンシング・クイーン』など歌いましたね…あとは記憶がぼんやりしています…(笑)」と思い思いに日本カルチャーを堪能していることを明かし日本のファンを喜ばせていました。

4人はさらに11月5日(火)、パラマウント史上最大規模、約1,000人の観客が集うレッドカーペットイベントに登場する予定。今年最後のハリウッド超大作を引っ提げた豪華な面々が巻き起こす“グラディエーター旋風”に大いに期待が高まるトークイベントとなりました。